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スピリチュアルケア提供者養成研修開催します

令和5年度 高知スピリチュアルケア提供者養成研修 実施要領

(四国労働金庫資金助成)

1.研修のねらい  がん患者及びその家族が抱えている不安等、心のケアに対応できる者を養成するため、心のケアについての基本的な知識を習得する。

2.主   催   一般社団法人高知がん患者支援推進協議会

3.助   成   四国労働金庫資金助成金

4.対 象 者   実際にがん患者や患者家族の支援に従事している者、若しくは研修受講後に心のケアに関する相談業務に携わることができる者、プログラムの参加に耐えうる心身の健康を保っている者、重大な喪失体験がある場合、その後、十分に「悲嘆のプロセス」を経ている者(個人差はあるが概ね2年程度)

次の参考図書を必ず熟読し、研修内容を十分に理解している者                       窪寺俊之・伊藤高章・谷山洋三編著(2010) 『スピリチュアルケアを語る<第三集>臨床的教育法の試み』 関西学院大学出版会

通信機器を用いてzoomを使うことができる者

 5.研修日程   令和5年12月4日(月)~12月9日(土)   6日間 (全日程の参加が原則です)

令和6年1月 中旬以降(予定)       1日のみ (事後研修)

6.研修内容   別紙プログラムのとおり

7.指導担当者 伊藤高章(主任スーパーヴァイザー) 佼成病院チャプレン、上智大学グリーフケア研究所客員所員、日本スピリチュアルケア学会評議員・資格認定委員会委員・教育委員会委員、2022年3月まで上智大学大学院実践宗教学研究科(臨床スピリチュアルケア担当)教授

8.研修場所   男女共同参画センターソーレ 研修室(予定)

9.募集人数    6名

10.参 加 費    1人50,000円  (参加費は研修会初日に会場で現金で納入してください)

11.申込方法   参加希望の方は事務局へお問合せください

12.問合せ先   スピリチュアルケア提供者養成研修係   ℡088-854-8762

13.申込期限       令和5年10月10日(火)

14.受講者選考方法  提出書類をもとに、決定します。

15.選考結果通知   受講の可否については、10月末までにメール・郵送等でお知らせします。

16.研修当日持参   生育歴(幼少期・思春期の養育者との関係を含む現在に至るまでの歴史。8000字程度) 参加費 50,000円

17.その他      当該研修は、日本スピリチュアルケア学会の「スピリチュアルケア師」資格認定研修に認定されていますが、当該研修受講のみでは資格取得とはなりません。資格取得を目指される方は継続的な専門カリキュラムの受講等が必要となります。

 

研修プログラム

この研修は、スピリチュアルケアの高度な実践を目指し、臨床実習での指導・助言を受けると同時に、グループ研修の中での相互ケアを通してスピリチュアルケアを学ぶ、臨床的教育法に基づくプログラムとなっています。

スピリチュアルケアの効果的な学習には、自らのスピリチュアリティが豊かにケアされる経験が不可欠であると言う立場に立ち、参加者それぞれが自分自身の課題に取り組むとともに、他のメンバーからのケアを受け入れることをとおして、スピリチュアルケアをダイナミックに経験し、学びます。

参加者は、学習課題を通して、参加者相互の「支持」「明確化」「対峙」を学習します。

別紙プログラムに沿い、スーパーヴァイザーからスーパーヴァイズを各個人ごとに受けるとともに、グループワークにおいてもスーパービジョンを受けながら研修を進めます。また、病院の臨床実習も体験しながら講師のスーパーヴァイズを受け、実際の相談場面で活用できるスキルを深める内容となっています。

このように、参加者相互の学びを基本としたグループワーク形式による研修のため、6日間を通して参加可能な方とします。

≪主な研修内容≫

  • グループワーク

・スピリチュアルエクササイズ:毎朝10分のスピリチュアルエクササイズを各自担当する。心を落ち着け、良き一日になるような簡単なエクササイズ(お祈り、瞑想、詩や本の朗読、描画、音楽、ヨガ、呼吸法など)を行う。

・生育歴:生育歴を基に20分の発表の後、研修生全員でセッションを行う。

 ・10分間スピーチ:“病院で患者・家族向けに講話をする”ことを想定して、自分の体験を通して得られた死生観・スピリチュアリティ・人生観・宗教観に関することをテーマに話せる内容を文章化し、発表する。発表のあと研修生全員でセッションを行う。

 ・会話記録検討:研修生の記録を基にグループ内で会話の再現を行った後、セッションを行う。

・研修成果報告:研修で関わった患者さん、研修生、スーパーヴァイザーそれぞれとの関係、その成果を発表し研修生全員でセッションを行う。

  • 個人面談  個人スーパービジョン(IS):研修生一人一人と講師との個人面談(集団研修よりも深い理解を得ることができ、研修生独自の考えで対応することを防ぎます)
  • 臨床実習 患者もしくは家族と面談する。

面談中は、メモをとらないようにし、面談終了後に記録をとること。

  • 事後研修  研修の約1ヶ月後に集まり(またはZOOM)、その1ヶ月をどのように過ごしたか、研修の影響がどのように出ているか等、話合う。